最近のリポート

 随分、早い時間に寝てしまい、トンでもない時間に目が覚めてしまいました(笑)。


 溜まっている仕事があり、また明日からF3協会の方が中国開催に関する最終調整の為に来られる為、今週末も休みは無し。今年から"土日は休む"と言う目標はただの一度も達成されていないと言う状況です(笑)

 それでもありがたい事に、春節が明けて約3週間ですでに昨年1年間の売り上げ(利益じゃないよ笑)を大幅に更新しました。売り上げ規模でいえば、マカオでかなり良いマンションがポンっとキャッシュで買えるくらい。利益(私の給料)で言えば高級ドイツ車が買えるくらい。もちろん、これは昨年から準備を練って練って(と、言っても短期間ですがもの凄い集中しましたから)、それで一気に契約に持って行きましたから、結果としては当然の結果です。

 今年の売上目標は日本円で1億円を目標にしています。
『なんだそんなもんかよ』と言われそうですが、マカオのプライベートカンパニーではそんなに小さい金額では無いのです。また中国(珠海エリア)の小規模事業としてはけっして悪くない数字です。
 実際には七割位の達成(すでに半分達成していますが)になるかと思いますが、ともかく目標に対してぶれない様に進むつもりです。これから大規模な輸送やモータースポーツの仕事などが控えているので、事業として厳しい目で管理・監督していきます。

 さて懸念であったオフィスの件が非常に良い方向で纏まりつつあり、ほぼ今月中に片付く見通しが立ちました。私のこの会社のオフィスは自宅のすぐ近くにオープンできる事に。今年から小規模のアパレル事業と昨年から始めた貿易事業がありますので、これらの扱い商品を展示するスペースが欲しかったんですね。小売はしませんが(これは中国本土で淘宝の淘宝商城で展開)、私の会社がディストリビューターとしてアジア地域の販売会社への卸をしますので、とりあえず商談と展示のスペースが欲しかった。偶然、友人(と、言うより恩人)の長年使用しているオフィスが空く関係で、そこを譲ってもらうと言う事で落ちつきました。

 またレースの会社(Gold Wolf Racing ltd.)は珠海サーキット内にオフィス開設の運びとなり、中国モータースポーツに参戦して8年目にしてようやくサーキット内に自社の拠点を構える事になりました。
 またサーキットから10分掛からないところに1,700平米の自社工場を開設する事になりました。一旦別のビルに決まりかかったのですが、最後のどんでん返しでさらに良い物件が見つかり、これから営業許可などの申請をするところです。
 幸い珠海サーキットは保税区。GWRはマカオ法人の為、そのまま入居できると言う非常にラッキーな展開。当月末にはお披露目しようと思っています。

 家内の仕事の関係で日本国政府を紹介してもらい(それもヘンな話しなのですが…)、それをまたF3協会へとリレーションする予定。この珠海F3が公式に日中国交40周年記念事業となるよう、週明けに日本政府と話し合いにいきます。今までの協会の真面目な努力が実を結ぶよう、縁の下の力持ちの役割を果たしていこうと思っています。

 最近、香港の証券会社と台湾のコングラマリットグループとの連携が出来て、新しい業務を頂ける方向で調整中です。これはこれからスタートする新しいプロジェクトなので当然、失敗は許されず、コンテンツの作成とマネジメント業務ですので何とかキッチリと取りまとめたいと。その一環としてマカオに出来る新しいとあるお店のロジスティックの構築に取り組んでおります。
 このロジ・カンパニーとは昨年から良い関係を保っていて、実は前記のオフィスの件も同じポルトガル人のオッサンが結んでくれた縁。
 マカオの通貨発券銀行の元副頭取で最近、体調を崩されてちょっと静養気味。こう言う人にサポートされていないと、日本人がパッと来てパッと仕事できるなんてありえない話し。ここに住んで1年ちょいで、どれだけの日本人経営の店や会社が立ち上がり、そして消えていったか…うちは最初に消えると騒がれていましたからね(笑)マカオで検索して出てくる会社のうち、けっこうな数が既に無かったり業態変更していますからね。

 先日、家内と話し合って、来月から新しいスタッフを雇用します。GWRで10人程度、私のこの会社で1-2名。
 これはあまりに忙しく、家内も私も朝8時から夜11時まで仕事と言う激務の為、家内が育児の時間が取れず、これには私も家内も危惧していて、ふたりで話し合った結果、家内は午後4時までと言う事にしようと。もちろん、レースや出張等があれば仕方ないですが、基本的にはそう言う方向にしようと言う事で調整をつけています。

 働けても年齢的にあと15年程度。最近、古い友人のかなりの人たちが病気などで体調を崩されている現状を見ると、この15年を今までの集大成にする心積もりで取り組まないと、あとで取り返しのつかないことになります。

 これは決定したらGWRのHPで発表しますが、レーシングチーム、マカオ、香港で有名なあの伝説のチーム名復帰の方向で調整しています。これはマカオGPの祖、テディ・イップの息子と家内が昨年のマカオGPで再会した事が発端になった出来事。日本~アジア~ヨーロッパを繋ぐ、そしてF1までも網羅する構造を構築中です。レースのついでにGWRの計画を簡単に紹介しますと、今年もフォーミュラ・ルノーを展開します。昨年までと大きく異なるのは自社メンテナンスであり、自社の車両である事。そしてエンジニアは現在、ヨーロッパサイドと話し合っております。このチームは日本のF3へと続く道であり、そして日本のF3はGP3へと続く道を構築中としておきましょう。
 また前にもアナウンスしましたが、今年からツーリングカーレースを始めます。当初はCTCCへの参戦を希望していましたがGWRの体制を考えると来年からにした方が良いと言う結論に達しました。その代わり、マカオツーリングカー選手権とロードスポーツ選手権にランサー・エポリューションとインテグラDC5出走させます。どちらも実績のあるマシン。そしてF3で協力関係にある会社から、これまた強力なパーツのサプライを受けて、レベルの高いマシンへと仕上げていきます。

 そう言えば今日、とある方からの電話で『F3やらない?』と。様々な要因があり、やらざるを得ない方向になりつつありますが、これはちょっと考えないとならない案件。取っ掛かりとしてやるのは良いが、全体のスキームの中のどこに位置するのか?と言う問題があります。或いはヨーロッパサイドに運営を委託したほうがスッキリする…と言う気もしないではない。時間もあまり無いのですが、早急に可否を決めたいと思います。

 そんなところで、色々と書きましたが、これらは絵空事ではなく全て進捗中の事実。すでにF3中国開催の一部が報道されておりますが、この様に着々と進んでいる中でも公表できない案件も多々あります。公表できるものは、公表してみなさんのビジネスの一端に何かの刺激やチャンスとなれば…と、思っております。

 絵空事と言えば、最近、家内とよくする会話。『レストランと不動産屋を始めようか?』と言う会話。その理由、ふたりとも『ただ、なんとなく…』
でもなぜか、そう言う会話がいつも出るのです…なぜでしょうね???