あらためて自己紹介


マカオナビのBlogに入れて頂きありがとうございます。

あらためて自己紹介をさせて頂きます。
 上海で3年ほど仕事をしていましたが挫折。まぁ、厳密には挫折ではないのですが自分の中ではあえて挫折にしております。
 その後、縁あってマカオに来て、マカオの人と結婚。人の運命ってどこでどう転ぶか分からないもので、モータースポーツの仕事をしている自分。
家内の今は亡き父君もかつてチームを持ってらっしゃったんですね。

 セオドールレーシングと言うチームがかつて、この地に存在していました。オーナーはテディ・イップ。マカオグランプリを作った方です。日本人にはセナやハッキネンが走ったマールボロカラーのチームと言った方が判り易いかも知れません。その会社が家内の父親の会社だったのです。

もちろんそんなのは後で知った話し。

 また家内が昔、日本のある新聞で紹介されていて、私はその記事を読んでいました。もう7年くらい前だったと思います。知り合った頃、その事を言われた時、すぐにその記事の事を思い出しました。その方と結婚して今に至るのですから、まぁ、人生、どこで何があるか分からないですね。

 当初、この僕の会社は単純にマカオでビジネスを始めるために作ったのですが、すぐに趣旨に合わない事がわかり別の会社を作りました。マカオで会社を作るとき、色々な法人形態があってよく選ばないと失敗するんですね。また営業ライセンス等も非常に厳しく、ビジネスを始める方は細心の注意が必要です。
 "マカオでビジネス"と言うと非常に莫大な投資を要する、或いは莫大な投資に見合ったリターンが可能、みたいなイメージがありますが、それはカジノビジネスの場合。カジノを除き、マカオで事業者として成功している方は基本的に中国大陸を上手に使いこなしているんです。

すぐ隣は広東省=世界の工場です。

 そして香港と言うこれまた世界のフリーポートの間に挟まれて、ヘッドクォーターがマカオと言うのはヨーロッパ人やこちらの人が好んで展開する事業スタイルです。
 僕はミニカーがとても好きなのですが、世界的なブランドの3つの本社がマカオにあるんです。僕も興味津々でどんな会社かな?と、思って見に行ったら普通の家(笑)社長の家なんですね。

 本体は全て広東省の珠海等にあるんです。このスキームを見抜くまでちょっと時間が掛かりましたね。
 マカオでビジネス、
と、言っても殆どの日本人が川下商売を始めてしまいます。川下商売はどうしても地元が強いですから、よほど特色を持っていないと叶うわけがない。
やはり川中から川上を狙わないと時間も掛かるし、大きくならない訳で、そのあたりのリサーチが不足しているように感じますね。

 私はレーシングチーム・カンパニーと、このホールディング・カンパニーのふたつの株主です。元々プランニング・カンパニーとしてスタートしたこのk's Holdingsですが、今はレーシングカンパニーの親会社として様々な案件に取り組んでおります。しかしいずれは全てこのレーシング・カンパニーに統合していく予定です。

 そんなこんなで、色々なビジネスが展開されているマカオですが、カジノと旅行ではない部分からのお話しも色々としていこうと思っております。

どうぞ宜しくお願いします。