難しい判断でした

新しい体制を敷きました。



従来通りマカオの当社を中心として香港にオフォスを設置したのは既報の通り。

また前から懸案となっていた日本にある某社。
切っても切れない関係になり、その後も様々な関係者を通してコンタクトが来ていた。

個人的な話しになってしまうが、若い頃、大変にお世話になった方だけにこのままにはしておけない、と言う気持ちも強かった。

そこで思い切って日本の会社を段階的に買収する事にした。
買収と言ってもオペレート権はあくまでも日本サイド。

現在休業中の為、復活させなければならない。

そこでまず考え方をこうした。
アドミニ/営業と工場を分けて考える事。
先に復活させるのはアドミニストレーションの部分。
まずは先に人員を二人確保して11月1日からスタート出来る様にお願いした。

次にオフィス。
前に話しがあった場所に再連絡してオフィスの確保をお願いした。
審査があるので十日程掛かるが問題無いだろう。

この返答が予測で11月10日前後。
15-17日は展示会、16-19日はマカオGPの為、スタッフは皆んな香港かマカオに来ているだろう。
従って確定はグランプリの終わる20日過ぎとなる。
スタッフが帰国してから確定作業に入るが、大事なのは展示会。

ここに、この会社の商品を参考出展し市場の反応を見てみる事にする。
反応が莫大であれば工場を再建し、以前の様に東京都の医療販売機器製造メーカーとしての免許を申請し直す。
この段階でかなりの価値のある会社になるだろうから、株の一部を売却して資金調達をする。

あの会社かな?と言う目星は付いている。

思うほど反応が無かったら、現状のままOEMで生産してもらえば良い。この辺は柔軟に考えている。

またこの会社以外に新規取引先が二軒誕生した。
そこで海外だけでなく、国内の販売もお手伝いさせて頂くべく、ネット販売の部分に注力する事にする。

幸い、弊社の役員(日本人)がAmazonのアカウントをアップデートしてくれていて、コスメ・ビューティー系の承認が取れた。
これは超ラッキー。

この日本の会社とAmazonのアカウントを紐付けて、スキームを作る事が出来た。

実はこれらは全て前に業務委託を請けていた会社に紐付ける様に準備していた。しかし委託料を払うのを拒んだ為、用意したものは結局、自分で使う事になった。

こう言う判断が出来ないのが、経営者としての才覚と嗅覚の問題なんだろうな、と思う。

何れにしても設立(再開)直後からこれだけ仕事があるのは珍しいだろう、と思う。

しかし実際は大してお金も掛からないし、あるものをくっ付けただけなんだよね。
目標をしっかりと固めて行くしか無いですね。