マカオ経済停止 かなり厳しい状態です

2020年2月5日。
マカオ政府は厳しい決定を行ないました。

国の基幹産業であるカジノを15日間停止する、と言うものです。

看板の電気が消され、シャッターが下されたリスボアホテル

これが何を意味するかは全マカオ市民はすぐに理解した。

そして8日が経った私たちの大家さんであるレジェンドグループの周さんが2月13日(記事は翌14日に掲載)、メディアに対して次のように語った。

『回復基調は6月からになるだろう』

つまりいまこの“2月から5月は何をどう足掻いてもダメ”、と言う事です。

周さんはマカオの全人代のメンバー。

話しは少し横道にそれるが、今回、凄い話しが出てきた。
親中派と言われていて、市民の目がやや懐疑的になっている新しい賀一誠行政長官。
1月22日にSARSの名付け親である疫学の権威である鍾南山教授をマカオに招聘しヒアリング。対策を打ち立てる際のデータにしていた事が雑誌に取材の記事で明かに。

専門家を呼んで手を打っていたマカオの新しい賀一誠新行政長官

つまり周さんや行政長官の繋がりを考えると、当然、水面下の公表できない話しを知っているはずであり、この辺りからもう一段踏み込んだ政府未発表の情報はあるはずで、それらの様々な情報を織り込んだ上で“6月までは無理”と発言したのだと解釈した。つまり『そう言うつもりで自己防衛してくださいよ』と理解した方が自分の為、と言う事だ。

本来ならマカオのドンであるSJM Gr.、今ではパンシー・ホーがその代表だが、パンシーに語らせず、周さんに語らせたところがその全てを言い表している、と感じた。

その様な人間関係を考慮すると、信じるべき情報として、これらの話しを基軸に置き、自分達の動きと流れを再構築する事にした。

そこでこの様にスケッチして考える材料にしてみた。



この2-3月はどうにもならない状況になると覚悟した方が早い、と言う事である。
そして2-3月の皺寄せは3月後半から4月に大ダメージとして出てくると考える。

時同じくして、レジェンドGr.から店子に対して2月の家賃は免除、3月は40%引き、4月20%引きと言う通達が来た。
これらはもう1ヶ月、ズレる可能性を感じる。

つまり動くのは5月からで、6月の回復基調に合わせれば充分に足りると言う結論に達した。

そこで一気に3-4月に予定していた仕事を2月に前倒し又は5月からにずらし3月を完全に空洞、4月も半分空洞にした。
そして2/4月はモータースポーツの業務——————それはマカオを離れて出来る業務に特化して対応する事と決めた。

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そんな中、2月13日、マカオのフィリピン領事館から、マカオで働いているブルーカード保持者の帰国についてのアンケート。
来週または近いウチに帰国のチャーター便を飛ばす模様。
で、あればメイドさんを一旦、帰国させる。
飛行機が動くウチに返さないと、いつ何がどうなるか分からない。

こうなると3月は維持費のみ、4月はその+αで済む。

ここを安全かつダメージの少ない方策を取ったら、一旦、この地を離れて避難する。

意味軸も政府が、
『中小零細企業の皆さんはこれから厳しい状況になります。ただ黙ってやり過ごすのではなく、積極的に状況に立ち向かってください』
と言うアナウンス。

前記の部分も考えれば、政府関係のアナウンスは全てが理に適っている。

適切に対処してハンドリングしていく事が肝要である。

それにしても中国までわずか5km。
歩いて行ける距離にあるマカオで累計患者10名、うち退院3名、死亡者ゼロとは素晴らしい数字じゃないか?

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