日本の田舎を調べてみた

 ビジネス上の事情で、日本の住民票を戻す事になった。
絶対にそうしないとダメと言う事では無いが、そうしておいた方が結果的に長引くコロナ禍に対応したスキームを組み立て易いと言うこと。



 そう思い、いくつかの不動産会社に連絡しシミュレーションしてみた。そうして様々なケースで時間を掛けて検討した結果、リゾートマンションを買い、そこに住民票を置く。但しそれはそれで少なからず維持管理のコストが掛かるので、その近辺に安い倉庫を借り、貿易事業の拠点にしてコストを捻出する、と言う事で大方の方向性は纏まった。

 しかし、である。この投げ売りみたいな不動産価格…ニッポン、大丈夫か?と言いたい。不動産会社は『いえいえ、皆さん、毎月の維持費(月額4万円程度)が掛かるので、それで…』と口を揃えて言う。この4万円。マカオのお金で2,900MOP(マカオパタカ)。この金額はマカオのどんな小さくて古くなったアパートも借りられない金額である。せいぜいが一つのアパートでフィリピン人たちが共同で暮らす、ボーディングハウスの金額にしかならない。シェアハウスでは無い。もし同額出せば、ギリでベッドが提供される。そう言う金額だ。
 物件の値段は出せる範囲でしか出さないし、この毎月の管理費で自分達のレジストレーション(住民票)を置いておけるなら、こりゃ安いね!となる。当然、住民税や保険証の保険料も発生するとしても最低線の数字だろうからこれは除外して考えれば良い。
で、
何を言いたいか?
と言うと、
『こりゃ中国人の爆買いの対象になるわ、、、』
と言う話し。
これはマズい。

 もしかしたら、一つの物件に大勢の中国人のレジストレーションをしているんじゃないか?と言う疑いがドンドン膨らむ。あの目敏い連中だもの。誰かが手引きしてイナゴの様にやって来ていると考えた方が良くないか?

 これはこれで、何か法規制の網を掛けておかないと、あとでマズい問題になるぞ、、、と、思った次第。

 とりあえず目ぼしい物件は決まった。二軒あるが、これをどう詰めていくか?実印を持っていないので、そこをどうするか?は次の問題。


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