れいわ 山本太郎 さすがにこれはまずいでしょう?



デイリースポーツ(上記リンク)によると

れいわ新選組の山本太郎代表は国会内で会見。既に各メディアで報じられている沖縄県宜野湾市議選で同党が公認・当選したプリティ宮城ちえ氏(63、本名・宮城千恵)の“マルチ商法勧誘疑惑”について以下の見解を示した。元教員の宮城氏が仮想通貨の投資案件を元生徒に勧誘した事実を認めながらも「違法性を知って勧誘したわけではない。この投資が詐欺であることを宮城自身も知らなかった。彼女も損害をこうむった被害者のひとり。党として、現時点で除籍などは考えていない」と見解を示し、党としての処分や議員辞職などを否定した。

この様な流れがあったと言う事ですが、これは流石に、もう一度言いますが、これは流石にマズイでしょう。

もちろんこの様なマルチで失敗するのは、いわゆる被害者にも問題があるケースが無いとは言いません。
しかしこのケースの場合はどうでしょうか?

少し長い動画ですが、ANNの特集です。


まさにこのマルチのグループの被害者の方の話しなのです。
被害者の方はおかしいと思いつつも
「マルチですかね?」と聞き「マルチでは無い」と明確な回答を得ています。それが嘘か本当かは別として、やはり情報に弱い、社会経験が乏しいと言うのが、この被害者の根底にあったのは否めません。

私がこのマルチの連中を初めて知ったのは、今から五年ほど前になります。
それより以前から知っている方で、社内で横領事件がありボロボロの程になった方がいて、わざわざ私に会いにきました。
流石に夜の10時過ぎに待ち合わせ場所のお寺の前(いま考えたらそれも良くなかった…)に、二月の寒空の下、ボロボロになっているその社長を見たらほっておけなくなりました。そこで会社の整理を引き受け、彼の持つ香港の会社を預かったのです。

まず横領されたカネの行方を追う為に、帳簿と通帳の突き合わせをしていた時、毎月、特定の個人からの入金に気がつきました。
そこに記載されている名前
〝タマイアキラ〟
誰、これ?

これが、あのマルチの帝王と言われる玉井暁の名を知った最初の日でした。

翌日、社長に電話をし、この人物の確認をすると「マルチですごい人」だと。なんでそんな人から毎月入金があるのかを聞くと「前の事務所をまた貸ししている」との事。
すごい人=事務所のまた貸しって変でしょ?

聞くと脱税かなにかで以前に捕まり、保証協会の許可が降りずに不動産が借りられない、との事。これはおかしい。この話しは嘘だな、とすぐに直感しました。

脱税するくらいだからカネはありますよ。
たかが不動産が借りられないとしたら別の理由があると感じた訳です。
例えば逮捕されない為に住所を不特定にしておく手段とかね?

いずれにしても「そんなのと付き合ってると何かあって巻き込まれると困るから早急に手を切るように」と言う事と、この預かった会社もカネに困っていましたから「その前の事務所を解約し、保証金を戻していまの不足分に充当するよう」指示をした記憶はあります。
会計士さんからも「その方が良い」と了解を得ておりました。

コロナ禍の前後、こんな変な情報がSNSを通じて良く目にする様になりました。
マカオのベネチアンでやっていたので良く覚えております。
*FX&投資研究所 / 斉藤学氏のYouTubeより


この時、よりによって不動産も賃貸できない〝玉井暁〟が何をやっとんねん!そうか!きっと犯罪だな!
これしか思いませんでした。

そして徐々に問題が表面化し、摘発・逮捕となります。


そして生命まで落としている被害者が出ているにも関わらず、あまりにも軽い判決で終わります。


妻が監督って、この女房も共犯ですよ。つまり検察や裁判所を騙しきった訳です。 
〝帝王〟が不動産賃貸もできないって、どこの王国の帝王だよと言いたくなります。

マルチの特徴は被害者と加害者が渾然一体となる傾向はどうしてもあります。が、しかし、山本太郎の言う様な「彼女は知らなかったし、彼女も被害者」で済む話しでしょうか?
例えば被害弁済が全部完了しているとか、何かの証がキチンと立てられているのなら、また話しは多少違うんでしょうが。

最後にちょうど良いタイミングで山口敬之氏が国政政党であるれいわについて書いてあるので、ご紹介をしてこの項を閉じます。