様々な相談の中に垣間見える現実

関電研究所で実験中に出火 EVバスが焼ける(産経新聞)


 昨日は濃い1日でした。
朝、相談が相次ぎましたが仕事はあったものの、後回しにできる仕事だったので、先に話しを聞く事にしました。

 ひとつは商業用EV車輌の取り扱いの問題に関する相談。まず事業としてEVを受け入れるには、取り扱いの場所を現状の社屋とは別にしておかないと、それこそ万が一のバッテリーの火災などが発生したら、会社ごと灰になるよ?そうなってからでは遅いよね?と。
 エコを押し出す一方で爆発火災でも起こしたら全部吹っ飛ぶ。それは先方も理解していて、第一にはそこを懸念しての相談だった。

 問題はそこからで、じゃあエコに対してはどう言う答えを出していくの?と言う回答をどう出すのか?これに関してはあらかじめカードは持っていた。
 万博で維新がバカなセットアップをしたおかげで、ある意味、そのカードは温存されていた。これは偶然の出来事。また今回、相談に来た使用場所が、結構話題になった場所である事。
 これらを総合的に考えたら、そのカード本体は間違いなく飛びついてくる。今は使わないかな?と思う様なカードでもちゃんと仕舞っておけば、いざとなった時にポケットから取り出して、カードが切れる。
会社側を説得できたら、そのカードと直接繋げる事を約束して終えた。

 多少、条件が合わなくても最後にまとめられる秘策はある。それは前にここのblogでも書いておいた。
     

 その前にひとつメッセージが入っていた。ある出版社からだった。「身売りも含めて相談に乗ってほしい」、と。前々から時々漏らしていたので、いよいよそこまで来たか…と思ったが、合間、合間にこの件について考えていたので驚きはしなかった。

 とりあえず二言、三言、返事をしておいた上で「日本で会いましょう」としておいた。コンテンツ・販売ルートは申し分無し。そして肝心な問題点も全部見えている。
 一瞬、SPCでも建ててと考えたが、現オーナーがいないと成り立たないコンテンツである事は事実。それであれば現行体制の立て直しで、管理・経理部門、デジタルチーム、営業チームと最少人数で立て直す方が早いと感じ、とりあえず今日、これから資金調達の打診をする。

 正午に待ち合わせのミリタリークラブへ。



 モータースポーツ関連のランチミーティングだった。メインはそこだったが、何せ相手は以前はマカオ政府、現在は彼の母国政府のスタッフだ。

 最後は政治の話しになった。そこで彼は非常に意味深な事を言った。

 「九つの都市の名前を使った大湾区のプロジェクト。あれは結局、二つを喰いに来ているだけだよ」と。
二つとは?
言わずもがな、香港とマカオである。

そこから先は察してください。

デアゴスティーニ